図書館評価を実施するにあたって
岩出図書館では、「岩出図書館が目指す図書館像」を策定するとともに、27の指標項目とそれに対する目標値を設定し、運営の改善と図書館サービスの向上を図るため、自己点検及び評価を行い、併せて公表をウェブサイト等で行います。
岩出図書館が目指す図書館像
1.郷土の文化や歴史を大切にする図書館
岩出市及び和歌山県に関する様々な資料を収集し、所蔵資料の紹介・展示や講演会の開催等により、郷土についての学習機会を提供し、郷土愛を育む環境作りに努めます。
2.暮らしの中の図書館
市民が図書館をもっと身近に感じ、趣味や研究、仕事、遊びや暮らしの中で活かせるよう、新聞・雑誌からやや専門的な資料まで幅広く収集し、提供します。暮らしに密着した図書館となるよう努めます。
3.生涯学習を支援する図書館
幼児から高齢者まで幅広い利用者の学習要求に応えられるよう、資料を収集し、より高度で専門的な利用者の要求に応えられるよう、レファレンス・サービスに通じた司書の育成に努めます。
また、情報発信の場として、講演会等の開催や時節に応じた資料の紹介・展示等をすることにより、多様な学習機会の提供に努めます。
4.子どもの読書活動を支援する図書館
子どもの発達段階に応じた資料を紹介・展示し、子どもの自主的な読書活動を支援するとともに、読書を通じて親と子どもがふれあいを持てる環境作りに努めます。
また、乳幼児期から参加できるおはなし会等のイベントを積極的に開催し、本と接する機会の提供や保護者に対する読書の重要性の啓発を行うことにより、子どもの読書習慣の形成に繋げます。
5.人にやさしい図書館
利用者の年齢や障がいの有無に関わらず、同様のサービスを提供するため、ソフト、ハードの両面に配慮し、利用者が快適に利用できるよう努めます。
6.学校教育を積極的に支援する図書館
学校図書室と連携し、団体貸出の周知や促進に努めるとともに、学校での学習活動に必要な資料等の充実を図るなど児童・生徒の学習や読書活動を支援します。